お掃除って大事

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

実質的にメインとして使っているMouse Computerのi5700(OEM元のClevoではP650SE...何が国内生産じゃ!ヽ(`д´)ノ)も、買って早5年。
いろいろ不具合が生じていました。

  • CPUが起動直後から70℃越え。動画見るだけで98℃前後(T-MAX100℃だから、熱暴走寸前)
  • GPUは50℃前後。まだセーフ?
  • というわけで、起動直後からファンが爆音
  • インジケータLEDが光らない
  • キーボードが広範にわたり効きにくい(全く反応しないわけではないけど、非常に反応しにくい。この記事も苦労して入力しています)

そんなわけで、Google先生で国内外のサイトを調べたのですが、同じような症状に見舞われている人が多いようでした。
これらの対策としては分かったのは、

  • ググれば案外簡単にメンテマニュアルが見つかる
  • Repaste! Repaste!! Repaste!!!(CPUグリスをさっさと塗り直せ!)
  • ファンとヒートシンクのフィン部分(ヒートパイプが繋がってます)の間のホコリとり
  • コネクタの再接続
  • 新しいキーボードに換装(Clevoは保守部品が普通に流通してるYo!)

という感じでした。

※トップページに全部載せるとかなり見づらいので、続きは記事のページに移しました...。

ただ、修理対象外となる領域の修理もあるので、ひとまず修理可能かサポートに問い合わせてみたところ、

  • IME言語バーを戻せ(いや、外付けキーボードだとちゃんと動くって書いたやん)
  • BIOSリセット(CMOSエラーが出てるわけでもないのに...)
  • 常駐プログラムを減らせ(最小限にしとるわ!)
  • キーボードやLEDは修理部品が終息していて、直せないか直せても高額になるかも
  • 買って5年だから買い直したほうがいい(買い直せるなら買い直したいわ!)

要点をかいつまむとこんな感じ。
まあ、事実上のサポート終了状態なわけですね。

で、早速分解してみました(写真撮っとけばよかった...)。


1.CPU/GPU関係

CPUグリス。カチンカチンに硬化してボロボロ状態。
全部ウェットワイパーでCPU側も冷却側もなるべく傷つけないようフキフキしてお掃除後、手持ちの高性能グリスに塗り替え。

これを見てGPU側もやろうかなとも思ったけど、今でもそこそこ冷えてるので、本気でだめになってからでいいかと回避。

次にファンとCPU/GPU用ヒートシンクのフィン(ラジエータみたいになってます)部分のお掃除。

もうね、エラいことになってました。なんとホコリが分厚くまるでフィルターのように詰まってました。
フキフキ&掃除機で徹底的にお掃除。
ファンも可能な限り掃除。
※ただ細かい部品だし軸を壊さないようにやったので、ホコリを完全に取り除き切ることまでは至らず。


2.LED関係

たぶん接触でしょ??ということで、MBがわとLED基盤側のフラットフレキシブルケーブル(FFC)の挿抜。


3.キーボード関係

接触じゃない気もするけど、一応FFC挿抜。
FFC自体の物性劣化や割れ・削りのようなものはなく、特にFFCは問題なさそう。
分解できないか見たけど、プラのリベットみたいな形で止められていて、分解不能であることが判明。
キーボード裏の型番を控え諦め。


というわけで、キーボード以外の処置はとりあえず完了。
バッテリー再接続し、元通りに戻して起動!
その結果...

  • CPUは52~55℃前後で安定。GPUは36℃前後で安定(OBSIDIAN-PC Fan Controlで確認)
  • ファンも当然静かに
  • LEDは復活
  • キーボードは効果なし

まあ、キーボードはしょうがないとして、他はOKになりました。
ノートPCと言えど、やっぱり掃除って大事ですね。(´∀`;)

作業自体は慎重にやったとはいえ2時間もかからずに完了できました。
ベアボーンノートは重いし大きいけど、メンテはとても楽で助かりましたね。