緊急の脆弱性情報

SMBv3、これはWindowsのファイル共有に使われる通信プロトコルなのですが、脆弱性(不具合)により外部から任意のプログラム(ウイルス含む)を起動することができることがわかりました。

ひとまず、サーバ側でSMBv3の圧縮機能を無効にすれば回避できるとの公式情報が出ています。

具体的には、スタートメニューの Windows PowerShell > Windows PowerShellを右クリック、「管理者として実行する」を選択して(おそらくここでUACが表示されるので「はい」)

開いたPowerShellのウィンドウで、

Set-ItemProperty -Path "HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters" DisableCompression -Type DWORD -Value 1 -Force

を入力してEnterキーを押します。

直接インターネットから攻撃されるケースは、インターネットにPCを直結してない限り稀だと思いますが、ほかの感染端末からの攻撃の糸口として使われる恐れがあるので、早めに閉じておいたほうがよさそうです。

とはいえ、クライアント側はこの対策では防げないので、不審なサーバにはファイル共有で接続しないほうがよさそうです(そういうケースってあるのかしら)。