今更ながら...OpenVPN Windows版のバグ改修?

と言っても、結構前の話なのですけど、思い出したので...。

OpenVPNの2.3.9以降では、ずーっと問題になっていたWindows版のバッファが小さな固定値になっていたところが外され、sndbufやrcvbufの引数で指定できるようになりました。

Do not set the buffer size by default but rely on the operation system default.

手元で試したところ、sndbuf/rcvbufを指定する前(Default値:8192)は、43~52Mbpsだったのが、サーバ・クライアントの両方で(pushはWindowsでは動かず)

sndbuf 393216
rcvbuf 393216

と設定したところ、63~75Mbpsあたりまで来ています。
※WAN経由で計測

OpenVPNは遅い印象がありましたが、これで結構改善できたのではないでしょうか。