Windows 11 24H2へのアップグレード(非対応PC用)

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

そろそろ落ち着いてきたかな?というところで、元々Win11非対応な私のPCですが、24H2へのアップグレードをすることに。

もちろんWindows Updateなんかでは出てこないので、Win11にアップグレードしたときと同様に、ISOをダウンロードして、Rufusの最新版(10/21当時)の4.5p(otable)を使ってイメージを加工したあとに、そのsetup.exeを実行する方法でやってみました。

そうしたら、「このPCは以下の理由でアップデートできません」みたいなメッセージが出ているにも係わらず、その「以下の理由」が全くない状態で終わってしまうという悲しい状態に。

で、色々調べてみたら、以下のコマンドを入れればOKらしいことが分かりました。

setup /product server

参考にさせて頂いたサイト:https://pc.asobu.co.jp/upgrade-to-windows11/
※その後、本日(10/22)にRufusも4.6にアップデートし、24H2にも対応したみたいなので、従来の手順でもアップデート出来そうです。

もう9年目になるし、そろそろTPM2.0対応のPC買いたいなぁ...お金全然ないけど。(´・ω・`)


と、ここまで書いたところで、「前回=非対応PCでのWin11アップグレード方法」を書いてないことに気付きました。(;゚▽゚)

やり方は、ある程度のOSの知識があれば簡単です。
※以下の専門用語が理解できない人は、事故防止のため分かる人にお願いするか、MCPでも勉強してから挑むと宜しいかと...。

  1. Windows 11のISOファイルをMicrosoftの配布サイトに行って、「x64 デバイス用 Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」からダウンロード
  2. 「検索」やmmcなどから「ディスクの管理」を開く
  3. メニューバーの「操作」>「VHDの作成」を開く
  4. 「場所」の「参照」ボタンをクリックし、後で削除しやすいフォルダを選びつつ(デフォルトではドキュメント配下になるけど、それでも別にOK)、vUSBというファイル名を入力して「保存」
  5. 「仮想ハードディスクのサイズ」を16GB(単位はプルダウンメニュー)に設定し、残りの設定はデフォルトのまま「OK」をクリック(その後自動的にVHDファイルが生成され、マウントされます)
  6. 最新版のRufusをダウンロード(インストール不要なポータブル版がお勧め)
  7. USBドライブを全部外す
  8. Rufusを起動(UACが出てくるので「はい」)。
    ※以下、Rufusでの操作
  9. デバイスのプルダウンメニューで、「NO_LABEL(ディスク2)[17GB]」が選ばれていることを確認。
    ※容量が重要。ディスク「2」の部分はマウントされているドライブ台数によるので変化します。
  10. 「選択」ボタンをクリックし、1.でダウンロードしたISOファイルを選ぶ
  11. 「スタート」ボタンをクリックすると、ポップアップメニューが表示されるので、全部チェックを入れ、ユーザー名のところに現在のIDを入れて「OK」をクリック。
    ※ユーザー名は、Win10→Win11のインプレースアップグレードの時に使用するものなので、単なるFU(Feature Update=23H2→24H2に上げるようなアップデートのこと)では使われないパラメータですが、一応設定しておきます。
  12. 緑のプログレスバーが動きが止まって、「準備完了」になったら(←これ、どうにかなりませんかね...)、Rufusを閉じる。
  13. エクスプローラーを開くと、Windowsのインストーラが入っているドライブがあるので、そこのsetup.exeをダブルクリックで実行
  14. 「インストールの品質向上に協力する」にチェックを外す
  15. リンクになっている「セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更」をクリックして、Windows Updateをしないように設定
  16. 「次へ」をクリック
  17. ライセンス条項に「同意する」をクリック
  18. 引き継ぐ項目を選ぶところで、一番上の「ファイル、設定、アプリを保持する。」を選択して「次へ」をクリック
  19. 「インストール」をクリック→インストールが進行して自動的に完了します。

2~5.の手順は、余っている16GBのUSBメモリをお持ちの人は、そっちを利用することも可能です。
が、都合よく空っぽにできるメモリを持っていない人も多いと思いますので、手軽なこの方法をお勧めしています。